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会社設立から2年(2019年)、深まりゆくご縁を大切に、ゲーム業界以外へもイラストを届けようと奔走していた話をPRイラストとともに。

設立から2年経ち、ミリアッシュらしさはより濃くなっていきます。

 

毎年の流れにも慣れ、腰を落ち着けて物事に取り組むにつれ、徐々に増えていくご縁はゲーム業界へ深く入り込む契機となり、またゲーム業界以外への足がかりとなるような出会いにもなりました。

 

会社の半分が起業してから3年以内に倒産すると言われる中、進んでいくミリアッシュの3年目をPRイラストとともに記しました。

2020年9月16日

遡ること2017年(会社設立初年度)、ミリアッシュはイラスト制作会社として初となるCESA(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)への加盟を果たしました。エンターテインメントへの愛をしっかりと表明し、またゲーム業界へわずかでも恩返しをできればと考えての判断でした。

CESAへ加盟すると、毎年1月に新年会へ招待されます。それこそ有名なゲーム企業のお歴々がご参席され、立ち並ぶ理事の皆様にお辞儀をしながら会場へ入る、という心臓の強度を試される瞬間があったりするのですが、毎回出ていると自然にご縁も増えていきます。

2019年は、CESA新年会で株式会社サイバーコネクトツー代表松山洋社長にご挨拶させていただくところから始まりました。九州は福岡に本社を構える、ゲームシリーズ『.hack』や『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメット』を制作し、最近では『ドラゴンボール KAKAROT 』や『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』を手掛けているゲーム業界の英雄です。にしても竹谷の顔がパンパンです(75kgと増量していました)。

2018年の秋頃、竹谷はマンガ新聞(現東京漫画レビュアーズ)というメディア媒体にレビュアーとして招待いただき、当時渋谷にあったマンガサロントリガーの定例会にて、松山さんと”再会”しておりました(詳しくは note に書いてありますので、よろしければお読みください)。

今でこそ松山さんから「たけやーッ!」と愛着を持ってお呼びいただく間柄ですが、この頃はまだ「ミリアッシュの竹谷さん」と言われていたように覚えています。写真もどことなくぎこちない距離感ですね。

渋くてかっこいい謹賀新年を:年賀状イラスト by フジオカアデリ 様

ミリアッシュはイラスト専門の制作会社を自称しているため、イラスト制作に関しては不得意分野なしにすべてを制作できるよう、体制の構築とアートディレクション技術の練磨を続けています。

この頃、増加傾向にあったご依頼が乙女ゲーム(女性向け)のイラスト制作でした。ミリアッシュは男性3名で構成される会社なのもあり、クライアント様からすれば「女性目線の求められる乙女ゲームのイラスト(男性キャラクター)を、高いクオリティで作れるのだろうか」というご不安を抱かれるのも至極当然です。

そのため、男性キャラクターのイラストを制作し発信することで、「ミリアッシュはすべてのイラストを制作できる」とクライアント様にご安心いただけると考え、2019年の年賀状イラストは男性キャラクターに決めました。

また、線の細く若い男性を描ける作家さんと比較し、筋骨のがっしりしたミドルエイジの男性を描ける作家さんは少ない印象がありました。ちょうど十二支が亥年だったことも手伝い、パワフルでマッスルなイラストにしようと思いました。

イラストをお描きいただいたフジオカアデリさんは、いつも最高にかっこいよくて渋い男性キャラクターを描いてくださるイラストレーターさんです。そのパフォーマンスはキャラクターだけに留まらず、オンライン競馬ゲーム『競馬伝説Live!』では、名馬のイラストを圧巻のクオリティで仕上げていただきました。

副社長杉山の『鉄拳』愛:2周年記念イラスト by jbstyle. 様

年が明ければ、すぐミリアッシュ設立記念日が来ます。今年はどの作家さんに記念日イラストを描いてもらおう、と話していたところ、副社長杉山がおもむろに立ちあがり提案してきた作家さんが jbstyle. さんでした。

話を聞くと、杉山の溺愛する格闘ゲーム『鉄拳7』のアートワークに携わっている方であり、ダメモトでいいから問い合わせたいとのことでした。

「それは会社として見た時に、どういうロジックがありますか」

これまでのミリアッシュであれば、こう回答していたかもしれません。それはある意味、前社のやり方を踏襲していたようなものでした。数十名規模の前社では、決を取るに際し、全員が納得するための客観的な理由、つまりロジックが必要とされていました。

しかし、今のミリアッシュは3名の会社です。各々のやりたいことを各々がやれる、そういう環境とにいるとようやく気づき始めた頃でした。

「大好きなら、やろうか!」

お恥ずかしい話、竹谷はこの時 jbstyle. さんのことをまったく存じあげておらず、ただ杉山の熱にほだされ、とるもとりあえず連絡してみようとなりました。

大変ありがたいことに、 jbstyle. さんからは前向きなご返答を即座にいただけ、ご挨拶も兼ね当時お住まいだった名古屋でランチをご一緒しました。あたたかく丁寧で、なにより仕事に対して美学と闘志のある方だと思いました。

この記事を書いている2020年現在も尚、jbstyle. さんとはゲームクリエイターTシャツ(ブランド化)等含めビジネスでご一緒する機会をいただいておりますが、すべては杉山の『鉄拳』愛から始まったものです。道を切り開くのはいつだってひとつの情熱なのだなと、改めて感じ入ります。

版画風イラストでひとあじ違う和風さを:ひな祭り: by rioka 様

riokaさんという、すてきなイラストレーター・漫画家さんがおります。

やわらかく、淡く、あたたかいイラストをお描きなさるイラストレーターさんで、もちろん竹谷はこの描かれ方も大好きなのですが、riokaさんの時折描かれる別の塗り方もまた大好きでして、ずっとそのことが頭の片隅に座していました。

この黒色の使い方に、竹谷は心底惚れ込んでおりました。いつかどこかで、riokaさんにこのようなイラストを描いていただきたいと、願望半分に思っていました。

そんな折です。1月に年賀状イラストを、2月に設立記念日PRイラストを制作したことに続き、3月も何かイラストを発信する運びとなり、そのモチーフとして、これまで描いていなかった「ひな祭り」を選びました。

そうです、和装です。これはもう間違いなく黒が映えると思い、すぐさまriokaさんに描いていただこうと考えつきました。谷崎潤一郎の随筆『陰翳礼讃』にある通り、陰翳つまり黒は美しく、また黒があるからほかの色がより際立つ構図となります。

その目論見をはるか越えるように、riokaさんは「ひな祭り」のPRイラストを、黒色の絶妙に満たされたイラストに仕上げてくださりました。黒が切り裂くように塗られているからこそ、ほかの色が鮮やかなコントラストをなせています。版画のようでありまた漫画のようでもある、本当にかっこいいイラストです。

他業界への足がかりの第一歩:パンの日イラスト by 苺製菓 様

神が「光あれ」と言った『旧約聖書』の創世記は第1章のすぐあと、同じく創世記の第14章に「パン」という言葉が出てきます。それほどまでの太古から存在するパンは、人類から馴染み深く愛され続けてきた食べ物であると同時に、根源的な大発明と言えます。

偶然というか運命というべきか、取締役寺井の奥方が千葉県鎌ヶ谷・白井のパン屋ベーカリーハイジさんにお勤めで、そちらで出会ったパンが、あまりのおいしさに感動を覚えるほどでした。

もう少しベーカリーハイジさんとの馴れ初めを記すと、ミリアッシュでは年に一度ほど、「寺井宅で遊びの限りを尽くす」という寺井の基本的人権をやや無視したイベントがあるのですが、その際に食事としてケータリングをお願いした時がファーストパンでした。パンはどれも信じられないくらい美味で、まさに「シェフを呼んでくれ」状態で後日呼ばずに店舗まで行き、オーナーの宮下さんにご挨拶させていただきました。明るく情熱的な宮下さんとはすぐ交情を結び、今では「ベーカリーハイジさんのパン」がミリアッシュからの贈答品の代名詞となり、そろそろ「ミリアッシュのパン」と誤認される勢いとさえ聞きます。

こちらのイラストはイラストレーターの苺製菓さんに描いていただきました。2018年ごろに苺製菓さんから弊社宛にご連絡いただいたところからご縁が始まり、なにかお仕事ご一緒したいと考えていたタイミングでした。

ベーカリーハイジさんの店舗を背景にしたり、実際に売っているパンをイラストにしたりと、イレギュラーな制作工程だらけの中、快く最後まで仕上げてくださりました。以降、苺製菓さんにはお世話になりっぱなしです。

アナログイラストという試み:『RGB』 by macuro 様

色は光の反射から作られる、というのは多くの方がご存知かと思いますが、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の組み合わせはその名も「光の三原色」と呼ばれ、すべて合わさると白色になります。RGBはひとつの区分要素としてゲームでは重宝され、『ポケットモンスター』シリーズで最初に選ぶ”御三家”ポケモンは「ひ(ヒトカゲ)」「くさ(フシギダネ)」「みず(ゼニガメ)」とRGBで属性が分かれており、『真・三國無双』シリーズでも呉は赤、蜀が緑、そして魏が青と、三国をRGBで表しています。

アナログイラストに関しては、副社長杉山の発案でスタートした企画となります。日々の業務でデジタルイラストを制作しているからこそ、あえて複製のない「一点物」のアナログイラストを作り、その良さを世に伝えたい。新卒時に画廊で勤務し、美術品を最前線で取り扱っていたこともあってか、かれの思いは殊更強いように見えました。

当然、ミリアッシュは「やりたい熱」を妨げません。

さて、「やろう!」となりモチーフや構成を考えていた折、せっかくなら一枚でなく、小さめのイラストを3つ描いてもらい三位一体の感を出せたら面白いのではないか、と発想がまず浮かびました。宗教画にある三連祭壇画(Triptych・トリプティク)のようなものですね。そして我々はイラスト制作会社であるから、根源である色で配色を、すなわちRGBで分けてみたらどうか、そしてそうすれば、ゲーム要素っぽさも加点されかっこいいのではないかと、とんとん拍子に構想は練られていきました。

そして、浮かんだ発想に練られた構想を足すと、それはアイデアとなります。

こちらを描いていただいたmarucoさんは、普段のイラスト受託制作ではもちろんのこと、昨年の東京ゲームショウ用PRイラストをお描きくださったイラストレーターさんです。アナログイラストの性質上、やり直しが易々とはできない中、最高にかっこよくてかわいいイラストに仕上げてくださいました。竹谷は赤の女性が好きです。

最後に知識をひけらかすと、イラスト(illustration)はもともと「光」という意味から生じた言葉です。狙ったわけではありませんが、RGBという「光の三原色」をモチーフにアナログイラスト(光)を作るなんて、なんだか良いなあとここに到って思う次第です。

暑中見舞いと東京ゲームショウと:『ミヅハノミコト』 by 夢子 様

この時、ミリアッシュは悩んでいました。

いったい東京ゲームショウで何をしたらいいかと、頭を捻っていました。

設立初年度である2017年は、まずは赤点でも0点でもいいから出展し経験値を積もう、と判断しました。PowerPointをそのままコピー用紙に印刷し会社案内として綴じ、イラストレーターさんに描いてもらったPRイラストをタペストリーにして飾りました。会社案内は枚数が多くてかさばり、またタペストリーだと当日の幕張メッセの照明では暗く見えてしまうことを学びました。

2018年、会社案内をA5サイズの冊子にし、PRイラストはLEDパネルで光らせ、どこからでも明るく見えるようにしました。ひと目を引けたのか多くの方が訪れてくださり、冊子もたくさん受け取っていただきました。2017年の反省を活かし、ひとまず成功と言えるような結果と充足感を得ました。

そして、2019年が来ました。昨年の経験をもとに、冊子とLEDパネルを定番の組み合わせとし、安定したコンボでこなせばいい。そう思いました。

ですが、それでは面白くありません。ミリアッシュとして、それだけではつまらない。

改めて、東京ゲームショウへ出る意味を考えました。新規クライアントの獲得、販路拡大、売上向上。確かにそういったメリットは少なからずあります。「設立してから毎年東京ゲームショウへの出展を続けている唯一無二のイラスト制作会社」というオンリーワンに向けた施策の効果もあるでしょう。照準を合わせたスコープから眈々と狙ったのは、むしろこういったものたちでした。

しかし、ミリアッシュとして東京ゲームショウへ出る意味のうち、もっとも大きなものはスコープの外側にありました。

日々お世話になっているクライアントや作家の皆様が、会いに来てくださることです。

デジタルデータをオンラインストレージサービス等で納品する弊社のイラスト制作事業は、メールやチャットでのやり取りで完結してしまうがゆえに、「会わなくてもできてしまう」業務です。

東京ゲームショウの開催される9月中旬から下旬は、日によっては残暑が厳しく、またそこに秋雨も入荷されることで、会場内は妙な蒸し暑さを帯びていることが多々あります。そのような中、限られた時間の中で弊社の小さなブースをお探しいただき、ご挨拶を交わしてくださることほど、ありがたいと心から頷けるものはありません。

「はじめまして」

「お久しぶりです」

ミリアッシュの思う東京ゲームショウ出展の大好きなところは、「仕事を通じて繋がった方々と実際にお会いして話せること」であると気づきました。しかも、オフィスでのミーティングといったフォーマルさを要するTPOでなく、文化祭めいた高揚感の溢れる場で。

ご足労いただく方々に、もう少し何か貢献できないか。

答えは迅速で、明快でした。

「お水を配ろう」

先にも述べた通り、東京ゲームショウにご来場の方々は皆、低くはない温度と湿度の広大な会場を歩いています。気候と運動で失われがちな水分を、弊社ブースで補給していただきたい。そう考え、この案を実行するに到りました。

こちらのイラストは、イラストレーターの夢子さんに描いていただきました。”ミリアッシュ給水所”を設けるにあたり、まずは「涼しさ」を構図に盛り込みつつ、また東京ゲームショウは海外からの来場者も多いため、見たひとが和風・日本っぽさを感じてくれるような企画を夢子さんにお出ししたところ、予想を凌駕するイラストに仕上げていただきました。苔むした巌や、鳥居、寸分の乱れなく流れていそうな滝と、昔からそこに住んでいるだろう仙女らしきキャラクターは、和でありながら同時に非現実的かつ神秘的な印象を与えてくれます。

同時に、季節のご挨拶である暑中(残暑)見舞いのイラストとしても活用させていただきました。どのサイズにデザインしても見事に映える、すばらしいイラストとなりました。

eスポーツへの賛美をこめて:戸草アケコ by keypot 様

東京ゲームショウへの出展に際し、弊社がお借りしている場は「ターンキーブース」という名称で、幅と奥行きが各2メートルの計4平方メートルからなる空間です。イラストを飾るLEDパネルのサイズがA1、つまり幅が約60センチなので、弊社で利用する時はいつも2枚並べて飾っています。

こちらは、東京ゲームショウへのPRイラストとしてもう一枚制作したものです。イラストレーターの keypot さんに描いていただきました。”ミリアッシュ給水所”を作ると決めたため、水の要素(今回の場合はペットボトル水)を当然入れつつ、ほかにeスポーツ(格闘ゲーム)をモチーフとして採用しました。

2018年の前回出展時はVRゲームをモチーフにしたこともあり、ゲーム業界で風が渦巻いている事柄に焦点を当てたいという狙いからです。というのは三割建前で、ラフな格好で懸命に格闘ゲームへ打ち込む女の子のイラストは絶対かわいい、という個人的な本音も七割ありました。

イラストを少し説明させていただくと、格闘ゲームに熱中し、激化したレバー(コントローラー)操作の果てにペットボトルを勢いよく倒し、それに猫が驚き跳ねるという構図です。猫は脚が黒色のバージョンもあったのですが、靴下を履いた感じの猫が好きなので履かせてもらいました。少女の名は戸草アケコと言い、東京ゲームショウの略称TGSから「トグサ」(攻殻機動隊へのリスペクトもあります)、格闘ゲーム用のコントローラー即ちアーケードコントローラーより「アケコ」です。2018年にVRゲームをしているイラストの少女が戸草マツリという名なので、戸草姉妹となります。

こちらの記事を書いているのがまさに2020年9月なのですが、今回ミリアッシュはオンラインにて開催される東京ゲームショウへの出展を見送りました。設立初年度から毎年欠かさず出展していたこともあり、その是非については議論を重ねたのですが、結論として、盲目的に毎年出るのでなく、ミリアッシュの掲げる目的に沿うか否かで決めようとなりました。そして繰り返しとなりますが、ミリアッシュが東京ゲームショウで大切だと思うことは、クライアントや作家の皆様とのアナログなコミュニケーションです。

その分、来年の2021年はやりたいことを全部やろうと爪を無印良品の爪切りで研ぎつつ、今はゲーム『ストリートファイター』シリーズのガイルのように待ち、溜める時だと考えています。

似顔絵イラスト刷新:杉山剛(by ノビル 様)&寺井友志(by フジオカアデリ 様

もともと、弊社ウェブサイトには公開当初から似顔絵イラストがありました。

弊社取締役CCO寺井のご親族がイラストレーターのわたあめさんでして、当時ご無理を申しあげ短期間で制作してくださった似顔絵イラストです。以前の記事でも触れましたが、設立間もない会社だからこそ、ミリアッシュのウェブサイトへ訪れる皆様に「しっかりした会社」という印象を持っていただかなければならないと考えていました。その点においてメンバー紹介と似顔絵イラストは必須の中の必須であり、なんとかなりませぬかと頼んだところご快諾くださりました。この場を借り、わたあめさんには改めて御礼申しあげます。すてきな似顔絵イラスト、本当にありがとうございました。

※竹谷のみ「美青年に盛ってください」とお伝えしました。かっこいい。

さて、設立から2年半ほど経ち、残っていた前社のイメージが消えていくにつれ、ミリアッシュらしさをさらに体現しようという目的のもと、日頃お世話になっているイラストレーターさんに各々テイストの異なる似顔絵を描いてもらう運びとなりました。

※竹谷に関しては、eスポーツ(格闘ゲーム)を題材にした漫画『東京トイボクシーズ』やゲーム制作会社を舞台にした『大東京トイボックス』等で知られる漫画家うめ先生に描いてもらった似顔絵があったので、そちらを活用させていただきました。

2017年に東京ゲームショウ用PRイラストをお描きくださり、その後も色々とお力をお貸しいただいているイラストレーター・漫画家のノビルさんに杉山を、2019年の年賀状イラストを始め、さまざまなご案件でご助力くださっているイラストレーターのフジオカアデリさんに寺井を描いていただきました。杉山の水彩画風のタッチと、寺井の油絵(厚塗り)っぽい感じが対照的で良いですね。普段ふたりと会っている竹谷から見ても、信じられないくらい似ていると感じます。また、実は杉山の似顔絵イラストはアナログです。

おわりに

2019年12月は、いつにも増してご縁だらけの一ヶ月でした。

株式会社スクウェア・エニックスの音楽ゲーム『シアトリズム』シリーズを手掛けるゲームソフト開発会社インディーズゼロさんのオフィスへお邪魔し鈴井匡伸社長と談笑したり、

イラスト・ゲームイラスト制作会社の大先輩であるサーチフィールドさんに忍び込んだり、

同じく大先輩のイラスト・漫画制作会社フーモアさんに潜入したり、

株式会社アトラスさんよりゲーム『ペルソナ5』の舞台『PERSONA5 the Stage』のゲネプロにご招待いただいたり、

クラウドファンディングのプラットフォーマーであるCAMPFIRE社の遠藤さんに漫画『ダイの大冒険』の技「天地魔闘の構え」を伝授していたりしました。

会社設立よりそろそろ3年という頃、"ミリアッシュ竹谷"として賜ってきたご縁は重なり太くなり、たくさんの方々とお話する機会を得ることができました。どの繋がりも本当に光栄でしかなく、幸せなことであると強く思います。

同時に、手前味噌となってしまいますが、竹谷がこうしてあちらこちらへ出張っていけるのは、杉山と寺井というミリアッシュのツインタニア、もといツインコアが日々丁寧誠実に業務を遂行してくれているからです。月並みとはなりますが、ふたりへの感謝と、竹谷にお会いしてくださるすべての皆様への御礼でもって、こちらの記事を結ばせてください。

本当に、いつもありがとうございます。

最後となりますが、2017年の振り返りから始まったこのテーマは、2019年をもって一旦休止となります。2020年を書けるのは、来年になってからですね。また新たなテーマを考えつつ、会社ブログも note も更新していく所存です。

お読みくださりありがとうございました!